会長スローガン
令和8年度スローガン 創意敬心 ~四方良しの精神で拓く、次代の府中~
《はじめに》
私たちが暮らす府中市は、長い歴史の中で培われたものづくりの精神と、人と人とのつながりを大切にする地域性を有しています。しかしながら、私たちを取り巻く環境は、人口減少、後継者不足、経済情勢の変化など、決して楽観できる状況ではありません。
かつては「石を投げれば社長に当たる」とまで言われた起業家の町で、100年企業が60社以上ある府中市ですが、今や消滅可能性自治体の一つにカウントされてしまいました。
だからこそ本年度は、「創意敬心 ~四方良しの精神で拓く、次代の府中~」をスローガンに掲げ、力を合わせ邁進します。
現状に甘んじることなく、新しい発想で挑戦する「創意」と、地域・仲間・先人への感謝と敬意を忘れない「敬心」の両立が求められています。どちらか一方に偏るのではなく、両輪として行動することが、私たちの存在意義であると考えます。
また、青年部活動は自己研鑽の場であると同時に、地域の未来を創る公共性の高い活動でもあります。売り手・買い手・世間の「三方良し」に加え、未来の地域社会のことも考えた「四方良し」の視点を持ち、関わる全ての人にとって有益で、次の世代にも誇れる地域を残すことを目指して活動してまいります。
私たち府中商工会議所青年部は、地域経済の担い手であると同時に、未来の府中を創る当事者であると私は考えています。この地に根を張り、事業を通じて地域とともに生きる青年経済人です。都市へ出て成功を収めることだけが「錦を飾る」ことではありません。「故郷で錦を織り続ける」ことにこそ誇りを持ち、地域で働き、地域で挑戦し、地域に価値を残し続ける。その積み重ねが、府中の未来を形づくっていくと信じております。
《4つの委員会活動》
今年度は、「挑戦・連携・発信」の三つを活動テーマに掲げ、「創意敬心」のスローガンのもと、委員会活動を展開していきたいと思います。
【学び委員会】
本年度の学び委員会は、会員一人ひとりの資質向上と事業力強化を目的とした学びの場を創出します。府中市が誇るものづくりの歴史や技術、現場の知恵を学びに取り入れ、地域産業への理解と誇りを深めたいと思います。ただ学ぶだけに留まらず、自身や自社に落し込み、各々が実際に行動に移すところまでを活動目標とします。
【地域交流委員会】
本年度の地域交流委員会は、HAPPY SUNDAY MARKET(以下HSM)を中心に活動します。地域の祭りやイベントは様々ありますが、ただ単に楽しみの場を提供するイベントが大半です。地域・来場者・出店者・出演者 が互いに繋がれる、ホスピタリティに溢れたHSMは、今や府中に欠かせない存在となりました。今まで5年間かけて作り上げてきた、青年部らしさが詰まったHSMを復活させること、そして地域に根差した活動とも可能な限り連携することで、持続可能なHSMを作ることを目標に活動していきます。
【未来共創委員会】
昨年夏に行われた「歌のチカラ」は、歌(カラオケ)という学生にとっては身近なもので、新しい表現の場を作り出した、青年部の起こしたイノベーションのように感じました。コロナ禍でもそうだったように、時代に翻弄されやすい学生に対して輝ける場や繋がれる場を提供できる活動を行います。
【中期ビジョン策定委員会】
来年度の令和9年度は、府中商工会議所青年部が40周年という節目を迎えます。40周年を振り返るだけでなく、スローガンの副題にもある「四方良し」の未来良しを進めるべく、今年度から我々府中商工会議所青年部の中期・長期を考える特別委員会を配置し、次代に向けた対内活動も行っていく事とします。
学び委員会
学び委員会
府中市は、なぜ「ものづくりの町」と呼ばれているのでしょうか。その背景には、長い歴史の中で培われてきた技術や文化、そして先人たちの知恵と挑戦があります。過去から現代にかけて、ものづくり企業がこの地に多く存在してきたのには、必ず理由があります。その理由を学び、理解し、次の世代へとつないでいくことが私たちの役割です。
学び委員会では、府中市に根付くものづくりの歴史や技術の原点を学び、地域を深く知ることで、「自分たちに何ができるのか」「この地域で何ができるのか」を考えていきます。
そして、学ぶだけで終らず、アウトプットできる場を作りともに研鑽できるよう努めて行きます。
創意敬心のスローガンのもと、まずは一人ひとりが学び成長すること。先人の知恵を現代に取り入れながら自己研鑽に励み、個々の成長、自社の発展へとつなげる。そして、その積み重ねが地域活性化へと波及していくことを目指します。
過去を学び、現在を見つめ、未来を創る。府中市のものづくりの価値を再認識し、次代へとつないでいける事業を行ってまいります。
地域交流委員会
地域交流委員会
本年度、地域交流委員会では、青年部の4つの柱である「ビジネス交流」「自己研鑽」「地域貢献」「政策提言」のうち、特にビジネス交流・自己研鑽・地域貢献を意識した活動を行います。
その中心となる事業として、HAPPY SUNDAY MARKETを軸に、委員会活動を展開していきます。
▪ビジネス交流(仲間づくり)
HSMの事業を通して、メンバー1人ひとりが主体的に関わりリーダーシップやチームワークを学び実践できる場を創出します。単なるイベント事業ではなく、メンバー同士が支え合い、高め合える関係性を築くことで、青年部活動の価値を高めていきます。
▪自己研鑽(スキルアップ)
HSMを「挑戦できる場」と位置づけ、チャレンジショップや新規企画など、メンバー自身が主体的に挑戦できる機会を創出します。自分たちのアイディアを形にし、発信する経験を通して、青年経済人としての成長につなげていきます。
▪地域貢献(地域活性化)
HSMをイベント事業としてだけでなく、府中市の観光資源や地域の魅力と結びつけることで、新たな人の流れの創出を目指します。そして、地域団体や行政、学生などと連携を深め、地域から求められ、愛され続ける事業づくりに取り組みます。
会長のスローガン「創意敬心」新しい発想で挑戦する「創意」と、地域・仲間・先人への感謝と敬意を忘れない「敬心」この2つを常に意識し、ホスピタリティを大切にしたHSMが持続可能な事業にできることを目指していきます。
未来共創委員会
未来共創委員会
昨年度開催された「歌のチカラ」は、青年部らしさが随所に感じられる内容の濃い事業となり、強く心に響き、事業での経験は深い刺激となりました。
今年度はさらに活動の輪を広げてまいります。
未来共創委員会は、事業を開催する事で出会いと挑戦の機会を創出し、「踏み出したいが不安」「将来の夢がまだ見つからない」そのような想いを抱えながら日々成長している学生たちに寄り添ってまいります。
不安や迷いは、決して後ろ向きな感情ではなく、新たな一歩を模索している証であり、成長の過程そのものです。私たちは、その想いを大切に受け止め、“踏み出す一歩”を単なる経験で終わらせるのではなく、実践へ、学びへ、そして確かな自信へとつなげていく活動を推進いたします。
挑戦できる環境を整え、経験を積み重ねる場を提供し、学生一人ひとりが自らの可能性に気づく機会を創出すること。その積み重ねが、やがて地域の未来を支える力になると信じ、活動に取り組んでまいります。さまざまな出会いと挑戦を通し“踏み出す一歩”から実践・経験・確かな自信へと変えていけるよう活動を行ってまいります。
学生たちにとって、地域の方々と共にイベントや活動をつくり上げる中、 仲間と協力する楽しさや、人とつながる喜びを実感する中での成功や失敗、すべてが心に残るかけがえのない経験となるような事業を計画していきます。
「すべては成功するまでの通過点」
社会に飛び出したとき、壁にぶつかったとき、この事業での経験が自分を支える“自信”となるよう、私たちは一年間を通して学生と継続的に関わり、共に悩み、共に成長してまいります。
地域に必要とされる団体である事は勿論、青年部メンバーがキラキラと輝き、成長していける事業となるよう進んでまいります。
中期ビジョン策定委員会
中期ビジョン策定委員会
令和9年度に迎える創立40周年は、単なる通過点ではなく、我々が「故郷で錦を織り続ける」ための新たな出発点です。
本委員会では、私たちが今日流す汗が、10年後、20年後の後輩たちの確かな道標となるよう、責任を持って次代のビジョンを紡ぎます。子どもたちが「この街で働き、この街で生きていきたい」と胸を張って言える未来のために、我々青年経済人が今この場所から、府中の礎を全力で築いていかなければなりません。
そのために、まずは「未来の府中YEG」へ最高のバトンを繋ぐべく、時代に合わせた組織の在り方をアップデートすることに挑戦します。自分たちの代の成功に留まることなく、次の世代がより高く、より遠くへ飛躍できる豊かな土壌を、我々の「創意」と「敬心」をもって耕し、育む一年とします。
40周年のその先にある、さらに輝く府中の未来を、共に描き出していきましょう。